琴奨菊「すごく気分良い」 日本勢10年ぶりV一夜明け
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大相撲初場所で日本出身力士として10年ぶりの優勝を果たした大関琴奨菊(31)=本名菊次一弘、福岡県柳川市出身=が千秋楽から一夜明けた25日、千葉県松戸市の佐渡ケ嶽部屋で記者会見し「13日目に負けてから眠れなかった。今はすごく気分が良く、うれしい」と初優勝の喜びを語った。
春場所(3月13日初日・エディオンアリーナ大阪)では初の綱とりに挑む。3代目若乃花以来、18年ぶりの和製横綱誕生へ「優勝することで、これだけ世界が変わるんだと思った。悔いのないように臨みたい」と意気込んだ。
故障が重なり「もう限界なんじゃないか」と引退が頭をよぎることもあったという。