新国立、大成建設などと設計契約 日本スポーツ振興センター

 2020年東京五輪・パラリンピックのメーンスタジアムとなる新国立競技場の新たな建設計画で、事業主体の日本スポーツ振興センター(JSC)は29日、大成建設などの共同企業体(JV)と設計業務に関する契約を約24億9千万円で結んだと発表した。白紙撤回を経て再スタートしたプロジェクトは19年11月末の完成予定に向け、本格的な設計段階に入る。

 今後は約1490億円と提示された総工費の確定や建築確認申請などの手続きも進める。年内に工事請負契約を結び、着工する予定。JVとは提案のあった総工費や工期の順守を求める事業協定も締結した。

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