国際スキー連盟幹部が札幌に 冬季五輪招致で会場候補視察

 国際スキー連盟(FIS)アルペン委員長で元アルペンスキー選手のベルンハルト・ルッシ氏(67)が、2026年冬季五輪・パラリンピック招致を目指す札幌市の依頼でアルペン競技の会場候補地を視察するため来日し、8日、秋元克広市長を表敬訪問した。

 大会招致に向け札幌市は現在、各競技の会場選定を進めている。市内での会場確保が難しい滑降種目の候補地として挙がっているスキー場の視察をルッシ氏に依頼し、9日にニセコ町、10日に富良野市のスキー場を訪れる。

 スイス出身のルッシ氏は、1972年札幌冬季五輪の滑降の金メダリスト。

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