シンクロ代表、リオ五輪最終予選へ出発

 シンクロナイズドスイミングの日本代表が19日、リオデジャネイロ五輪世界最終予選(3月2日開幕、リオデジャネイロ)に出場するため、成田空港発の航空機で出発した。20日から27日まで、サンパウロで事前合宿を行う。

 96年アトランタ五輪から6大会連続の出場が懸かるチームは、上位3カ国に与えられる出場権獲得を目指す。14年から復帰した井村雅代ヘッドコーチ(65)は「日本が五輪に出られないのは日本人として許せない」とプライドをにじませ、「勇気を持てるかが鍵」とハッパをかけた。

 昨夏の世界選手権で「弥栄(いやさか)日本」をテーマに銅メダルを獲得したテクニカルルーティン(TR)に加え、フリールーティン(FR)は、昨年11月から日本神話の「天照大神」をテーマにした新曲を急ピッチで練習中。この“前哨戦”の結果が五輪本番での印象を左右するだけに、“純日本製”の演技で腕試しする。

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