今井正人、東京マラソンへ抱負
男子マラソンのリオデジャネイロ五輪代表選考会を兼ねた東京マラソン(28日・東京都庁~東京ビッグサイト、42・195キロ)の招待選手会見が26日、都内で行われた。
昨年大会日本人トップの7位で2時間7分39秒をマークした今井正人(31)=トヨタ自動車九州=は「自分がワクワクするようなレースをして、力を出し切って、結果に繋がれば」と、力を込めた。昨年は世界選手権代表にも選ばれたが、直前に髄膜炎を発症し無念の欠場。「陸上を始めた時に、マラソンで勝負したいと思った」という悲願の五輪出場に向け、勝負のスタートラインに立つ。
期待のホープ、村山謙太(23)=旭化成=は、初マラソンに挑む。「この大会にしっかりと合わせてこれた。ハイペースになっても、自信はある」と、強気。「(日本選手では)今井さんが1番強いと思うので、胸を借りるつもりで頑張りたい」と、気合をみなぎらせた。
その他では14年仁川アジア大会銀メダルの松村康平(29)=三菱日立パワーシステムズ長崎=が「速い流れになるが、いけるところまでいく」、ロンドン五輪代表の藤原新(34)=ミキハウス=も「ハイペースもはまれば対応できる。流れに乗れれば」と、抱負を語った。