競泳・渡部、オーストラリアへ出発
競泳女子200メートル平泳ぎで15年世界選手権金メダリストの渡部香生子(19)=JSS立石=が29日、オーストラリアで行われるニューサウスウェールズ州選手権(3月4~6日)に出場するため、羽田空港から出発した。計10種目に出場する予定。
リオデジャネイロ五輪代表に内定後は、重圧もあってスランプに陥っていたものの、前週のコナミオープンでスランプ脱出の兆しを見せた。「(状態は)少し良くなった。泳ぐ楽しみを見つけるのも目的の一つ。帰国後の合宿への課題を見つけたい」。日本選手権(4月)前最後のレースとなる遠征に意気込んだ。
高校時代から代表入りを果たしている19歳にとって、海外遠征は慣れたもの。「いつも荷物が多くなってしまうので、多めに持っていってしまいがちな部屋着を減らした」。泳ぎ同様、“効率化”を模索しながらリオでの活躍を目指す。