水球リオ五輪代表 テラハけんけんも
日本水泳連盟は2日、水球男子のリオデジャネイロ五輪代表を発表した。選出されたのは主将の志水祐介(27)、フジテレビの番組「テラスハウス」にも出演した保田賢也(26)=ともにブルボンKZ、エースの竹井昂司(25)=全日体大=ら13人。昨年12月のアジア選手権で優勝し五輪切符をつかみ取ったメンバーで、32年ぶりの五輪本番に臨む。
夢舞台で世界に殴り込みをかけるポセイドンジャパンの顔が出そろった。都内で会見を行った大本洋嗣監督(48)は「五輪出場権を獲得したメンバーを選ぶつもりだったが、ギリギリまで競争させた」と説明。「これまではアジアの一番を目指してきたが、これからは世界のベスト8を目指す」と大きな目標を掲げた。
残り5カ月のうち約130日間合宿を行い、世界の強豪と戦えるチームをつくる。海外の2メートル近い大男たちと渡り合うため、現在は毎日ウエートトレーニングを計3時間敢行し、「終わった後の選手は電池が切れたように倒れている」と指揮官。「現時点ではどこに勝っても番狂わせ。初戦に勝てば乗っていけるので集中を高めていく」と下克上を誓った。