鶴竜、ゲンいい大阪場所で全勝優勝だ
大相撲春場所(13日初日、エディオンアリーナ大阪)
3場所ぶり3度目の優勝を目指す鶴竜と白鵬、日馬富士の3横綱が5日、大阪市住吉区の住吉大社で奉納土俵入りを行った。
鶴竜は14年の初優勝、大関、横綱昇進を決めたのも大阪。ゲンのいい場所に「また大阪に帰ってきた。去年は休場し悔しかった」と雪辱の誓い。「優勝はもちろん、全勝優勝したい」と目標を掲げた。
2場所ぶり8度目の優勝を狙う日馬富士は「ケガも良くなり、肘にも力が入り、順調です」と古傷の右肘の状態も上向きの様子。
ただ稽古相手がうまく集まらないのが悩み。この日も鶴竜の太刀持ちの勢(伊勢ノ海)、露払いの蒼国来(荒汐)に「出稽古来いよ」と積極的に誘ったがスカウトに失敗した。
「言っても断られる。うちの部屋はいつでもウエルカムなんだけどな…」とこぼしていた。