川内17キロ過ぎから後退、苦悶の表情
「びわ湖毎日マラソン」(6日、皇子山陸上競技場発着)
市民ランナーの川内優輝(29)=埼玉県庁が17キロ過ぎに先頭第2集団から遅れ始めた。
レースは序盤からハイペースで進められ、先頭にはシュラ・キタタ(エチオピア)をはじめアフリカ勢が立ち、日本勢は第2集団を形成。川内もその中で走っていたが、15キロ過ぎから顔をゆがめるような表情を見せ、徐々に遅れていった。
五輪派遣設置記録は2時間6分30秒。昨年12月の福岡国際マラソンで2時間12分48秒のタイムだった川内は、五輪よりも来年のロンドン世界選手権を目指すことを公言しており、今回については、「一つのいいレースしたい」と示していた。