日本バスケットボール協会の川淵三郎会長（７９）の後任に三屋裕子副会長（５７）が昇格する方向であることが１１日、関係者への取材で分かった。

　昨年５月に就任した川淵会長はかねて１年で退任する意向を示していた。協会の会長候補者選定委員会が９日に絞り込んだとみられ、１９日の臨時評議員会、６月の評議員会を経て決定する運び。

　三屋副会長は１９８４年ロス五輪バレーボール女子の銅メダリストで、サッカーのＪリーグ理事や日本バレーボール協会の評議員を務めた。国際バスケットボール連盟（ＦＩＢＡ）から資格停止処分を受けた日本協会の立て直しのため、川淵会長とともに就任していた。