リオ五輪は競技前検査強化へ ドーピング対策でIOC
【ローザンヌ(スイス)共同】国際オリンピック委員会(IOC)のバジェット医事部長は14日、8月5日に開幕するリオデジャネイロ五輪に向けたドーピング対策で、競技前の検査を強化する方針を明らかにした。狙いを定めた抜き打ち検査で事前に違反者を五輪から排除する狙いがあり、最強の包囲網を敷く。
選手村がオープンする7月24日から8月21日の閉会式までを「五輪期間」と定め「リオにまだ来ていない選手も対象に、この期間は世界のどこにいてもいつでも検査ができる」と説明した。
IOCは巧妙化するドーピング問題を踏まえ、2014年ソチ冬季五輪でも競技前の検査を強化した。