福士 五輪選考「落ち着かなかった」

リオ五輪のマラソン代表に決まり、笑顔を見せる(前列左から)伊藤舞、福士加代子、田中智美=東京都北区の味の素ナショナルトレーニングセンター(撮影・出月俊成)
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 リオデジャネイロ五輪代表に選出された男女マラソン代表各3人が18日、都内で取材に応じ、1月の大阪国際マラソンで優勝後、名古屋ウィメンズにエントリーするなど選考に波紋を呼んだ福士加代子(33)=ワコール=も、久々に公の場に姿を見せた。日本女子マラソン史上最年長で五輪に挑む福士は、代表決定までの葛藤を明かした。

 「落ち着かなかった。いっぱい騒がせたっていうのもあるし、自分がせっかちというのもあるんですけど」。

 大阪国際後、永山監督は日本陸連から「確定」の言葉がなかったことを理由とし、名古屋ウィメンズに強行出場を表明(最終的に欠場)。福士自身は「(出否は)どっちでもよかった」が、ワイドショーなどにも取り上げられ、大きな騒動に発展した。

 「良いことしてるのか、悪いことしてるのか。でも悪いことしてないしなって。温泉や銭湯にいっても見られてる気がして…」と葛藤もあったというが、晴れて代表入りし「ようやく落ち着いた」と、安堵の表情を浮かべた。

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