稀勢の里の連勝ストップ 白鵬が勝つ
「大相撲春場所・11日目」(23日、エディオンアリーナ大阪)
結びの一番で、ここまで全勝の大関稀勢の里と1敗で追う横綱白鵬が直接対決し、白鵬が寄り倒しで勝ち、1敗で並んだ。立ち合いが会わず仕切り直し、白鵬は立ち合いから右のかち上げから一気に寄って、土俵際で寄り倒した。
大関豪栄道は、横綱日馬富士を首投げで下し、1敗を死守した。立ち合いから押し込むと、日馬富士が出たところを右手で首を押さえつけた。
先場所優勝の大関琴奨菊は、大関照ノ富士にはたき込みで敗れ、4敗目を喫し、綱とりはさらに厳しくなった。立ち合い、照ノ富士の変化に、あっけなく土俵に倒れ込んだ。
1敗の白鵬、稀勢の里、豪栄道を、2敗の妙義龍が追う展開となった。