シャラポワ聴聞会、6月の見通し 薬物問題

 【ロンドン共同】ロシア・テニス連盟のタルピシェフ会長は30日、女子テニスで元世界ランキング1位のマリア・シャラポワ(ロシア)が1月から禁止薬物に加えられたメルドニウムに陽性反応を示した問題で、聴聞会が6月に実施される見通しを明らかにした。AP通信などが報じた。

 同会長はシャラポワと定期的に連絡を取り「彼女はトレーニングを続けている」と説明。聴聞会を経て最大4年の資格停止処分を受けるか、故意でないと証明できれば軽減される可能性もある。

 不整脈などの治療に使用されるメルドニウムをめぐっては100件を超える選手の違反者が相次ぎ、リオ五輪を前に混乱している。

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