萩野、準決勝で自身の日本記録に迫る
「競泳・日本選手権」(8日、辰巳国際水泳場)
リオデジャネイロ五輪代表選考会を兼ねて、男子200メートル個人メドレーの準決勝2レースが行われ、2組目で泳いだ萩野公介(東洋大)が自身の持つ日本記録(1分55秒33)に迫る1分55秒98で全体1位となり、9日の決勝に進んだ。
1組目では瀬戸大也(JSS毛呂山)が1分59秒16で1位となり全体2位で決勝に進出。瀬戸はこの後に男子200メートル・バタフライの決勝を控えているため、レース後は足早に同レースへの準備に入った。
萩野はその瀬戸に3秒以上、同組2位の藤森太将(ミキハウス)には約4秒差をつけての準決勝突破。150メートルまでは日本記録を突破するペースだった。レース後は、「前半は泳ぎをしっかり(最後の)自由形は余力を残そうかと。(1分)55秒台が出るとは思わなかった。明日は、まだ日本記録を出していないので自己ベストを目指して頑張ります」と語った。