錦織圭 対ジョコ戦の完敗にショック
テニスのマイアミ・オープンで決勝まで進みながら世界ランク1位のN・ジョコビッチにまたも完敗した錦織圭が7日、公式ブログを更新し、改めて「ショックでした」と振り返った。
錦織は敗戦後、マイアミの自宅に戻って1週間、心身を休めた。そしてやっと冷静さを取り戻したのか、試合を振り返った。
まずジョコビッチとの闘いについて「彼のディフェンスの高さと完璧な戦いに何もできず負けてしまいショックでした」と素直につづった。
そして「体調もばっちりでテニスの調子も良かったので期待してましたし戦術のプランもしっかり持っていきました」と万全の備えで臨んだが、「ほとんどできませんでした」と用意した戦術は生かされずに終わったという。
すべては「やっぱりしたいテニスをさせてくれないのがナンバー1の選手ですね」と、ジョコビッチの凄さに尽きる。しかし錦織は「暑いなか集中力切らさず最後までファイトできたので得たものもたくさんあったと思います」と、敗戦の中からつかみ取ったものも多かったようだ。