張本氏 バド桃田に寛大な対応を
野球解説者の張本勲氏が10日、レギュラーコメンテーターを務めるTBS系「サンデーモーニング」の人気コーナー「週刊御意見番スポーツ」で、闇カジノ問題の渦中にある男子バドミントン、桃田賢斗に対して、「彼らも後悔している。ペナルティーは科してもいいが、残る道を探してもらいたい」と現役続行できる寛大な対応を求めた。
張本氏は「ミスはありますよ。私も経験ある。そういうことやって、二十歳のとき、オールスター出れなかった。一週間ぐらい食事が喉を通らなかった。後悔して」と、自身も過去に同じような不祥事を起こしたことを明かし、桃田の再起の道を残すよう強い口調で訴えた。
田児賢一に関しては、常習性があるとして批判したが、桃田については「21歳の桃田はまだ子供。毎日毎日、一日一日を注意しなさいって言ってやらないと」と話した。
同じくコメンテーターとして出演した元競泳金メダリストの岩崎恭子さんは、「日本の代表という、そういう意識を持たなければならない。合宿の段階で話をするとか、協会の姿勢も大事」と若い選手への教育に力を入れるように求めていた。