シャラポワ処分で聴聞会 ITFがWADAに従い
【ロンドン共同】国際テニス連盟(ITF)は14日、ことしから禁止薬物リストに加えられたメルドニウムに陽性反応を示した女子の元世界ランキング1位マリア・シャラポワ(ロシア)の処分について、世界反ドーピング機関(WADA)が13日に公表した勧告に従って聴聞会を進めるとの声明を発表した。
不整脈の治療などに用いられるメルドニウムはこれまで170件を超える違反が相次ぎ、WADAは検出量がごく少量だった場合は容認する新たなガイドラインを公表した。ITFは医療目的で10年間服用したと主張するシャラポワに対し、暫定的な資格停止処分を科している。