重量挙げ五輪選手の処分解除 IWF、暫定資格停止

 【ロンドン共同】国際重量挙げ連盟(IWF)は14日、2004年アテネ、08年北京両五輪の男子85キロ級で銀メダルを獲得したアンドレイ・リバコフ(ベラルーシ)の暫定資格停止処分を解除すると発表した。1月から禁止薬物に指定されたメルドニウムに陽性反応を示していた。

 世界反ドーピング機関(WADA)が13日に公表した新たなガイドラインで検出量が1マイクログラム以下と微量だった場合は容認する勧告に従った。不整脈などの治療に使用されるメルドニウムはこれまで170件を超える違反が相次いだが、体外に排出されるまでの期間に関するデータが少なく、問題を指摘されている。

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