【リオデジャネイロ共同】クレー射撃のリオデジャネイロ五輪代表、中山由起枝(日立建機)が16日、リオ五輪のテスト大会を兼ねたワールドカップ(W杯)が開かれているリオ市内で銃撃戦に遭遇し「脚が震えた」と生々しく語った。
選手用のバスで宿舎から大会会場に向かう途中、前を走る乗用車の窓から体を乗り出した男が発砲したという。銃撃音は続いたが、やがて事態が落ち着いたため、無事に会場にたどり着いた。
「ママさんアスリート」として知られる中山はリオで五輪は4度目。大会中に14歳になる長女をリオへ招くのは断念したようだった。