陸上女子、ペトロバの処分解除 メルドニウムの新指針で
【ローザンヌ(スイス)共同】国際陸連は19日、陸上女子三段跳びのガブリエラ・ペトロバ(ブルガリア)が1月から禁止薬物に指定されたメルドニウムに陽性反応を示した問題で、暫定資格停止処分を解除したと明らかにした。検出量が1マイクログラム以下と微量だった場合は容認する世界反ドーピング機関(WADA)の新たなガイドラインに従った措置。
23歳の同選手は昨年の世界選手権で4位に入ったトップ選手。禁止薬物に指定されて以降の使用は否定していた。不整脈などの治療に使われるメルドニウムは体外に排出されるまでの期間を示すデータが少なく、問題を指摘されている。