テニス不正審判に資格停止10年 ITF、処分申告せず大会参加

 【ロンドン共同】国際テニス連盟(ITF)は19日、賭けに絡んだ不正に関与したため資格停止処分を受けた後も、全米オープンで線審を務めたクロアチアの審判員デニス・ピトナー氏に、新たに10年の資格停止処分を科したと発表した。

 ピトナー氏は選手の情報を漏らし、テニスの試合を対象とした賭けサイトに定期的にアクセスしたとして、12カ月の資格停止処分を受けた。しかし処分について申告せず、昨年の全米オープンに参加していた。

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