橋本聖子氏「あらゆること徹底」 柔道や競泳は合宿で強化

 リオデジャネイロ五輪開幕まで27日で100日。日本オリンピック委員会(JOC)の選手強化本部長でもある日本選手団の橋本聖子団長は「2020年につながる大事な大会。選手のコンディショニングなどあらゆることを徹底していく」と決意を新たにした。

 金メダルの期待が高い柔道や競泳は代表が決まり、強化に取り組む。柔道女子57キロ級で2連覇を目指す松本薫(ベネシード)は、26日に報道陣に公開された合宿で鋭い動きを披露。本番へ「不安はない。山を走って足腰に筋肉をつける。やるべきことをやれば、おのずと金メダルがついてくる」と闘志を燃やした。

 競泳陣は25日から東京都内で合宿中で、男子の萩野公介(東洋大)や女子で主将の金藤理絵(Jaked)らが鍛錬を積む。女子平泳ぎの渡部香生子(JSS立石)ら一部は海外で練習している。

 3大会ぶりに出場するバスケットボール女子の代表も「メダルへの挑戦」をスローガンに、都内で強化合宿中。スピードを生かした攻撃に磨きをかけており、主将の吉田亜沙美(JX-ENEOS)は「厳しい練習を乗り切って、メダルを狙いにいく」と闘志を口にした。

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