ドーピング違反、ロシアが最多 14年、148件
【ロンドン共同】世界反ドーピング機関(WADA)は27日、2014年のドーピング違反に関する報告書を公表し、国別でロシアが最多の148件、イタリアが2番目で123件、インドが3番目で96件の違反者が出た。日本は10件だった。全体で1693件の違反が発覚し、109カ国・地域、83競技に及んだ。
競技別では陸上が248件、ボディービルが225件、自転車が168件の順。ロシアは陸上界の組織的なドーピング違反が問題視され、8月のリオデジャネイロ五輪に陸上選手が出場できない可能性が出ている。