リオ市長、政治経済懸念打ち消す 五輪へ向け会見

 【リオデジャネイロ共同】リオデジャネイロ五輪の開幕まで100日となった27日、リオ市のパエス市長が記者会見し、ルセフ大統領の弾劾手続きが進む政局不安について「ルセフ氏も五輪を支えてきたが、五輪の重要さは政治家の誰もが認識している。どう転んでも政府は大会成功に身をささげるだろう」と述べ、懸念を打ち消した。

 ブラジル経済の低迷が続き、市も緊縮財政を強いられている。同市長は「市の経済政策は安定しているし、五輪事業は民間の出資が大きい。リオは肥大化した過去の大会に比べ無駄を省いて引き締まった五輪を目指しているので、経済危機は妨げにならない」と影響を否定した。

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