バド佐々木「色んな人の思い背負って」

 中国・武漢で行われたバドミントンのアジア選手権に出場した日本代表が2日、成田空港に帰国した。

 同大会でリオデジャネイロ五輪の選考レースが終了。男子シングルスの佐々木翔(トナミ運輸)は当初は五輪出場圏外だったが、大会中に違法賭博問題に関わった世界ランク2位の桃田賢斗(NTT東日本)がランクから除外されたため、日本人最上位での五輪切符が確実に。「喜びというよりも、色んな人の思いを背負ってしっかりやらなきゃいけないという気持ちの方が強い」と、責任をかみしめた。

 アジア選手権では4月27日の1回戦で敗退。今季限りでの現役引退を表明しており、「これが個人戦では引退試合のはず」とまで話していた後に、五輪行きの報が舞い込んだ。

 ロンドン五輪では日本勢初の8強入りを果たしたベテランは「経験をしっかり出すことが大事」と、3カ月後の本番を見据えた。

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