萩野公介&瀬戸大也“共闘”で刺激
「チーム日本」の名の下で、宿命のライバルが横に並び、同時にスタートを切る。競泳のリオデジャネイロ五輪日本代表が2日、都内で行っている強化合宿を公開。男子400メートル個人メドレーでともに金メダル候補の萩野公介(21)=東洋大=と瀬戸大也(21)=JSS毛呂山=が一緒に練習メニューをこなし、しのぎを削った。
今回の合宿では、平井伯昌監督の意向で、所属の垣根を越えて2人が一緒に練習を敢行。瀬戸は「めっちゃきつい練習だったけど頑張れた。公介がいるかいないかで全然違う」と効果を強調し、萩野も「楽しい。みんな練習で強いのでいい刺激になる」と目を輝かせた。
平井監督は「選手、コーチが足並みをそろえて、個人ではできないようなきつい練習ができた」とご満悦の表情だった。