白鵬、幕内879勝 魁皇に並ぶ歴代1位
「大相撲夏場所・初日」(8日、両国国技館)
横綱白鵬が隠岐の海に寄り倒しで勝ち、幕内での勝星数を879勝とし、歴代最多の魁皇(現浅香山親方)に並んだ。立ち合いから休まず攻め、土俵際で粘る隠岐の海を寄り倒した。
節目の勝利に「率直に言ってうれしい」と語った白鵬。強引に攻めたこともあり、やや土俵際はもつれたが、「まあ初日ということで(問題ない)。足も前に出ていた。そういう点で今日の1勝は初日だったことも含めて重みのある1勝だったかもしれない」と問題視していなかった。
通算勝星は973勝で歴代3位。1位は魁皇の1047勝、2位は千代の富士(現九重親方)の1045勝。