福士焦り“リオ前哨戦”キルワに完敗

 ぎふ清流ハーフマラソンで、スタートする福士加代子(手前)=岐阜市
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 「高橋尚子杯 ぎふ清流ハーフマラソン」(15日、岐阜市内)

 リオデジャネイロ五輪女子マラソン代表の福士加代子(34)=ワコール=は1時間12分4秒で日本人トップの6位。リオでライバルとなる名古屋ウィメンズマラソン優勝のユニスジェプキルイ・キルワ(31)=バーレーン=が1時間8分55秒の大会記録で2連覇を飾った。また、6年連続出場の川内優輝(29)=埼玉県庁=は、日本人2位の1時間3分39秒で11位だった。

 福士は笑顔を見せながらも「あまりよく走れませんでした。やることはいっぱいある。今、焦っています」とあらためてリオを見据えた。キルワとの“前哨戦”は大差の敗戦となったため「もっと見たかった。スタートでついていけず、もったいないことをした」と反省しきりだった。

 一方、永山忠幸監督は「足を痛めていた時があった」と五輪代表決定後、2度の合宿で予定していた調整ができなかったことを明かした。足の部位や左右などの詳細には触れなかったが「練習不足だった。想定より2分遅かったので、刺激が入ったと思う」と巻き返しに期待していた。

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