白鵬8連勝 取り口にブーイングも

 「大相撲夏場所・8日目」(15日、両国国技館)

 横綱白鵬が厳しい攻めで新関脇の琴勇輝を押し出した。初日から8連勝とし、ストレートで勝ち越しを決めた。ただ、横綱の取り口を不満に思ったのか、ブーイングの声を上げる観衆もいた。

 左を張ってから右からかち上げを狙った白鵬。右肘は相手の左腕に当たったが、結果的に白鵬のこの動きが琴勇輝の突進をかわしたような形になった。

 その後は白鵬が容赦なく攻めて琴勇輝を押し出した。意図的に立ち合いから左右に動く変化とは異なるが、真っ正面のぶつかり合いを期待したのか、館内のファンからは不満の声が上がった。

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