木村沙織、韓国戦「負けられない」

 「バレーボール女子・リオデジャネイロ五輪世界最終予選・第2日、日本3-0カザフスタン」(15日、東京体育館)

 日本はカザフスタンにストレート勝ちし、2連勝を飾った。17日の次戦は、宿命のライバル・韓国との対戦。日本が五輪出場権を獲得するには、アジア勢4チームの最上位になるか、アジア最上位を除いた7チームのうち上位3チームに入る必要がある。主将の木村沙織(29)=東レ=は「今大会はアジア同士で負けられない。次の韓国戦にピークを持っていきたい」と引き締まった表情で話した。

 最近の対戦は6連勝しているものの、4年前の五輪最終予選では敗れている相手。当時を知る木村は「(敗戦は)みんなが共通認識として持ってる。でも後輩にはのびのびプレーして欲しいので、プレッシャーになることは言わない。経験した選手でしっかり締めていきたい」と意気込んだ。

 相手には身長192センチの絶対エース・金軟景がいるが、「メンバー全員で戦う」と木村。「プレーは今すぐに変えられないけど、雰囲気に飲まれないようにムードをつくりたい」と主将として決意をにじませた。

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