木村沙織主将、右小指負傷で病院直行
「バレーボール女子・リオデジャネイロ五輪世界最終予選・第3日、日本1-3韓国」(17日、東京体育館)
世界ランク5位の日本は同9位の韓国と対戦し、1-3(26-28、17-25、25-17、19-25)で敗れ、2勝1敗となった。第1セットから韓国のエース金軟景を中心とした攻撃を止めきれなかった。韓国戦は直近では6連勝中だったが、ロンドン五輪の世界最終予選以来、4年ぶりの敗戦となった。日本は18日の第4戦でタイと対戦する。
守備面では韓国のエース、金軟景に計25得点を献上。もう1人のエース、金姫真にはサービスエース5本を含め、18点を奪われた。
一方で、攻撃面では第1セットから今大会絶好調のサウスポーエース長岡頼みの単調な攻めが目立った。「サーブや攻め方などすべて後手後手に回ってしまった」と、木村主将。次世代のエースと期待される古賀は今大会の不調を引きずるように迫力を欠き、頼みの木村主将も第1セットのブロックの際に右手小指を負傷。第2セットまでコートに立ち続けたが、影響からか精彩を欠いた。
木村は試合後、病院へ直行。今後への影響も懸念される事態となった。