全勝は白鵬、稀勢の里 豪栄道
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「大相撲夏場所・9日目」(16日、両国国技館)
大関対決は稀勢の里(田子ノ浦)が豪栄道(境川)を送り出して初日から9連勝を飾った。無傷9連勝は2場所連続で自身3度目。横綱白鵬(宮城野)は新関脇の勢(伊勢ノ海)を押し倒して同じく全勝をキープし、2人がトップで並走する。1敗だった豪栄道、横綱日馬富士(伊勢ケ浜)は2敗に後退した。
呼吸が合わず2度目で立った稀勢の里は左を差されたが、右腕で抱えて前に出た。左のおっつけで後退させ、最後は相手を後ろ向きにし突き飛ばした。
「良かったです。いいと思います」と納得顔で振り返った。10日目の相手は史上最多60度目の対戦となる琴奨菊(佐渡ケ嶽)。「1日1日に集中して。いい具合でやれていると思う」と力を込めた。