ロシア陸上処分解除見送りか 6月国際陸連理事会で、英紙報道

 【ロンドン共同】組織的なドーピングが発覚したロシア陸上界の問題で、国際陸連が6月の理事会で資格停止としているロシア陸連の処分解除を見送り、8月のリオデジャネイロ五輪に同国陸上選手の出場を禁じる可能性があると16日、英紙タイムズが報じた。3人の理事が見通しを示した。名前は明らかにされていない。

 最近では2014年ソチ冬季五輪のドーピング検査所で所長だったロトチェンコフ氏が不正疑惑を告白。理事の1人は「最近の会議で状況が変わった。調査チームの報告でロシアが再建へ真剣に取り組んでいない印象を受けた」と語った。

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