ボルト「スポーツ界に傷」 北京五輪薬物問題で懸念

 【ロンドン共同】陸上の男子100メートル、200メートルの世界記録保持者のウサイン・ボルト(ジャマイカ)が18日、2008年北京五輪のドーピング再検査で計31選手が陽性反応を示した問題を受け「本当に悪いニュースだ。ひどくてつらい。長期にわたり、スポーツ界には傷が付いている」との懸念を表明した。AP通信が報じた。

 世界反ドーピング機関(WADA)の役割にも言及し「スポーツ界のクリーン化へ良い仕事をしている」と評価。「自分たちができることは規則に従うことだ。スポーツ界は前に進むことができる。今はそのためのプロセスだ」と指摘した。

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