伊藤舞、1万メートルで優勝 女子マラソン五輪代表

 リオデジャネイロ五輪女子マラソン代表の伊藤舞(大塚製薬)が20日、ヤンマースタジアム長居で行われた陸上の関西実業団選手権の1万メートルに出場、33分2秒94で優勝した。マラソン練習を積む中の調整の一環として臨み「久しぶりにレースの緊張感を味わえた。今の状態を確認できたし、自分で前に行けてよかった」と笑顔を浮かべた。

 マラソンで実績のある堀江美里(ノーリツ)と中盤から一騎打ちとなり、8000メートルをすぎてからスパートをかけて振り切った。初めて出場する五輪に「あと90日を切っていよいよという緊張感がある。力を出し切れるように頑張りたい」と気合をのぞかせた。

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