錦織、次戦の相手とは6年ぶり対戦
「テニス・全仏オープン」(パリ)
1回戦を雨天による順延のため2日がかりで突破した第5シード、世界ランク6位の錦織圭(26)=日清食品=は、2回戦でアンドレイ・クズネツォフ(25)=ロシア、同40位=と約6年ぶりに対戦する。過去1度対戦し錦織は敗れている。
対戦したのは10年6月に英国・イーストボーンで行われたエイゴン国際の1回戦。ウインブルドンの前哨戦的な位置づけの大会で、第1セットを4-6で落とした後、第2セット中にでん部の傷みを訴えて途中棄権した。サーフェイスは芝だった。
当時の錦織の世界ランクは204位。09年に受けた右肘の手術から、再び世界トップを目指す途中にあった。クズネツォフも同272位だった。約6年ぶりに世界最高峰の舞台で相まみえることになる。
ATPツアーの公式サイトに掲載されているプロフィルによると、得意のサーフェイスは全仏オープンと同じ土と芝。テニスを始めたのは6歳の時で08年にプロに転向した。趣味はサッカーをすること、映画鑑賞、ギターの演奏、読書と多岐にわたる。