「テニス・全仏オープン」（２７日、パリ）

　男子シングルス３回戦が行われ、第５シードで世界ランク６位の錦織圭（２６）＝日清食品＝は、世界ランク５２位のフェルナンド・ベルダスコ（３２）＝スペイン＝とフルセットの末、６－３、６－４、３－６、２－６、６－４で勝利。２年連続３度目の１６強入りを果たした。試合時間は３時間２１分の熱戦となった。

　最終セットは２－２の第５ゲームを錦織がブレークし、５－４の第１０ゲームをキープして決着をつけた。

　最初の２セットを連取した錦織だったが、元世界７位のベルダスコが第３セットから逆襲。１－１の第３ゲームでは長いラリーを繰り返して錦織がブレークされた。第６ゲームは錦織がブレークしたが、第７、９ゲームをブレークされて、今大会初めてセットを落とした。　第４セットではベルダスコの勢いが増し、錦織は１－２の第４ゲームをブレークされ、２－５の第８ゲームもブレークされて最終セットへ持ち込まれた。