バレー日本男子、リオ五輪出場消滅

リオ五輪出場を逃しベンチでがっくりする清水邦広=東京体育館(撮影・棚橋慶太)
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 「バレーボール男子・リオデジャネイロ五輪世界最終予選、日本0-3オーストラリア」(2日、東京体育館)

 日本がストレート負けし、リオ五輪出場が消滅した。残り2試合を3-0で勝利しても4位以内に入る可能性がなくなった。

 第1セットを23-25で落とした日本は、第2セットも19-25で落とした。第2セットの途中でエースの石川祐希が右足首を痛めるアクシデントもあり、この時点で日本は厳しい状況に追い込まれた。

 第3セットは右膝を痛めている柳田将洋をスタートから起用。終盤、23-19でリードしていたが、ここから5連続失点で一転してマッチポイントを握られた。栗山雅史のブロック、相手のサーブミスなどで粘る日本だったが、27-29で落とし、力尽きた。

 以下、監督、選手のコメント。

 南部正司監督「大会中、あと2試合残しているわけですが、選手たちに声援を送ってくださった皆さま、ありがとうございました。選手たちは力の限り戦ってくれました。結果がついてこなかったわけですが、残り2試合残していますので、力を尽くして可能性がある日本男子というところを見せたいと思います」

 清水邦広「そうですね。あのー…。本当にここまでやってきて、いい形もいいバレーもできたんですけど、最後自分たちの力が及ばなかったのは本当に悔しいです。日本らしいバレーを頑張って、次につなげられるようにしたい」

 石川祐希「(右足は)大丈夫です。試合に負けたので…。出場権も獲得できなかったので、すごく悔しいです。試合はまだあるので、次につながるようにやっていくしかないと思います。すごく悔しいですけど切り替えてやるしかないのかなと思います。もっとこうしておけば、ということは言い訳にしかならないので、実力を、力をつけるしかないと思います」

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