中村が十種競技で初V、五輪へ 標準突破の8180点

 陸上のリオデジャネイロ五輪代表選考会を兼ねた日本選手権混成競技最終日は12日、長野市営陸上競技場で行われ、男子十種競技は昨年の世界選手権代表の中村明彦(スズキ浜松AC)が五輪参加標準記録(8100点)を突破する8180点で初優勝し、日本陸連が定めた選考基準を満たして代表に決まった。

 中村は400メートル障害で出場した2012年ロンドン大会に続いて2度目、十種競技では初の五輪出場となる。

 女子七種競技は20歳のヘンプヒル恵(中大)が日本歴代2位の5882点で2連覇した。桐山智衣(モンテローザ)が5597点で2位だった。

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