ロシア陸連の処分継続 潔白選手救済も、国際陸連理事会
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【ウィーン共同】国際陸上競技連盟は17日、ウィーンで理事会を開き、組織的なドーピングが問題となり昨年11月に資格停止としたロシア陸連への処分を継続することを決めた。複数の関係者が明らかにした。これにより、ロシア選手団は8月5日に開幕するリオデジャネイロ五輪の陸上への参加が極めて厳しくなった。国際オリンピック委員会(IOC)が21日に開く会合で、潔白な選手に限って個人として出場を認める救済策を決める可能性がある。
理事会では1月からモスクワで現地調査を重ねた調査チームが進捗状況を報告、3月の理事会に続いて処分解除を見送った。