ロシア陸上、個人参加は狭き門 リオ五輪、国外拠点など条件

 【ウィーン共同】国際陸上競技連盟は17日、ウィーンで開いた理事会で、反ドーピング態勢が改善されなかったロシアの陸上チームを8月5日開幕のリオデジャネイロ五輪に参加させないことを決めた。国外を拠点に活動し、ドーピングに関与していないと明確に証明できる選手に限り、個人資格で五輪参加を申請できるよう規定を変更したが、ロシア調査チームの責任者、ルネ・アンデシェン氏は「非常に狭き門だ」と語り、参加できるのは少数になるとの見通しを示した。

 旧ソ連時代からメダルを量産してきた陸上の強豪が原則的に五輪から除外される異常事態となり、競技への影響が懸念される。

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