リオ五輪 負傷の藤光も代表入り
日本陸上連盟は27日、都内で理事会を開催し、リオデジャネイロ五輪に出場する日本代表選手男子21人、女子11人を発表した。26日の男子200メートル決勝で左太もも裏を痛めた藤光謙司(30)=ゼンリン=も代表入りした。
麻場一徳強化委員長は「陸連のドクターによると、十分本番までに回復するという診断があった。きちんとしたパフォーマンスをしてくれると思う」と、説明した。
藤光はすでに派遣設定を突破しており、五輪代表入りが確実と見られていたがレースで左太もも裏を負傷。何とか6位で完走したものの、その後は車いすで医務室に運ばれた。「悔しいです。走り切れたので大きな怪我ではないと思うが…」と不安そうな表情で話し、会場を後にしていた。