リオ、個人資格に約10選手申請 五輪参加でロシア陸連

 【ロンドン共同】ロシア陸連のブトフ事務局長は28日、組織的なドーピングが発覚したロシアのリオデジャネイロ五輪参加問題で、国際陸連が新たな規定を設けた個人資格に現時点で約10選手が申請したと明らかにした。タス通信が報じた。昨年の世界選手権(北京)で男子110メートル障害を制したセルゲイ・シュベンコフらが含まれている。

 国際陸連は17日の理事会でロシア陸連の資格停止を解除せず、チームとしてリオ五輪参加を禁じる処分を決定。一方で、ロシア国外を拠点として過去のドーピングで潔白を証明できる選手に限り、個人資格で五輪など国際大会への参加を申請する道を開いた。

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