山県にもボーナス ケンブリッジに続き
陸上男子100メートルのリオデジャネイロ五輪代表の山県亮太(24)=セイコーホールディングス=が30日、都内で行われたセイコーの代表決定記者発表会に出席した。
同社の服部真二CEOは、山県が日本人初の9秒台達成か、リオ五輪の男子100メートルファイナリストになった場合、同社の技術を結集した腕時計を特別ボーナスとして贈呈することを発表。現在、同社で最も高い時計は、葛飾北斎の「富嶽三十六景」をモチーフにしたトゥールビヨン彫金限定モデル「FUGAKU」の約5000万円だが、服部CEOは「それ以上のものになる」と話した。
日本選手権では惜しくも優勝したケンブリッジ飛鳥に0秒01及ばず2位だったが、十分に日本人初の9秒台の可能性を秘める24歳は「そんな素晴らしいものをいただける可能性がある。さらに頑張って、9秒台とファイナリストを達成したい」と、腕ぶした。
陸上短距離ではケンブリッジ飛鳥の所属するドームが、日本人初の9秒台を達成した場合、1億円のボーナスを明言している。