五輪主将にレス吉田選手、女子初 旗手は陸上男子の右代選手

 日本オリンピック委員会(JOC)は1日、リオデジャネイロ五輪の日本選手団主将にレスリング女子53キロ級で4連覇を狙う吉田沙保里選手(33)、旗手に陸上男子十種競技の右代啓祐選手(29)=スズキ浜松AC=が決まったと発表した。女子が夏季五輪で日本選手団主将を務めるのは初めてで、吉田選手は前回2012年ロンドン五輪で旗手を務めたのに続く大役。

 吉田選手は五輪と世界選手権を合わせて16大会連続世界一に輝いており、リオ五輪で男女を通じて日本勢初、女子に限れば世界でも前人未到の4連覇に挑戦する。右代選手は日本記録保持者で、14年仁川アジア大会で優勝した実績がある。

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