サンウルブズ完敗 国内最終戦飾れず

 「スーパーラグビー、サンウルブズ12-57ワラターズ」(2日、秩父宮ラグビー場)

 今季から初参戦している日本チームサンウルブズは、豪州代表を多数そろえ、プレーオフ進出を狙う強豪ワラターズに45点差で大敗。国内最終戦を飾れなかった。

 前半10分に先制トライとゴールを許した後、3連続PGで前半25分に9-7と逆転したのもつかの間。相手の正確なパス回しとパワフルな突破になすすべなく合計9トライを奪われ、ノートライに押さえられた。

 これでサンウルブズは1勝1分11敗。残るは敵地で2試合。

 日本代表戦のスコットランド戦で左肘を痛め、この試合を欠場したサンウルブズの主将HO堀江翔太は試合後、場内マイクの前に立ち、「ワラターズの選手たちは気温差がある中ですばらしいパフォーマンスを見せてくれた。非常に今日も残念な結果に終わり、悔しいので、ケガは早よ治さなあかんなと思います。ホームの最終戦となったが、これまで結果に関係なく声援を送っていただいたことが、僕たちの力になったと実感しています。(アウェーで)2試合残っているので応援をよろしくお願いします。また、来年もレベルアップした応援をよろしくお願いします」とスタンドのファンへあいさつした。

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