松山10位浮上、首位と11打差
「マスターズ・第3日」(オーガスタ・ナショナルGC=パー72)
松山英樹(23)=LEXUS=は前日と同じく1イーグル、3バーディー、3ボギーの70。通算5アンダーで10位に浮上。14アンダーの首位でスタートしたジョーダン・スピース(21)=米国=はこの2つスコアを伸ばし通算16アンダーで首位をキープ。4打差の2位にこの日5アンダー、通算12アンダーのジャスティン・ローズ(34)=英国。タイガー・ウッズ(39)=米国=はこの日4アンダー、通算6アンダーの5位で最終日を迎える。
トップ10に顔を出したが松山の表情は硬かった。「昨日同様、パットが今イチ」というのが、その理由だ。「いいストロークが続かない。もっと惜しいパットが増えないと」と、長い距離のパットも、カップ近くを通過する中で、そのどれかが入れば「60台は簡単に出る」と感じているのだ。
トップのスピースには11打差。これをターゲットにするのは「どうですかね」とあまり興味を示さない。試合後はパット練習に終始した松山。「いいプレーで、少しでも縮めることができたら」と、グリーン勝負でさらに上位を目指す。