丸山茂樹、五輪監督に意欲 会長が打診
男子ゴルフの丸山茂樹(45)が26日、神奈川県大磯町のレイクウッドGCで行われたプロアマゴルフ・叙々苑カップ会場で、リオ五輪でのゴルフ日本代表監督へ意欲を見せた。
丸山はすでに日本プロゴルフ協会会長でもある倉本昌弘からも打診を受けていることを明かした上で、「自分がやらずして誰がやる、という思いはある」とキッパリ。現時点では、個人競技のゴルフに監督が必要かどうかの結論は出されていない状況だが「もしも監督というポジションがなくても、何かしら日本代表に役立てることがあると思う。受ける気持ちは十分ある」とコメントした。
丸山は日大時代には北京アジア大会で個人、団体で金、2002年ワールドカップでは伊沢利光と組み、日本に45年ぶりの優勝をもたらした。日の丸の重みは誰よりもよく知っている。そして何より米ツアーで培った世界レベルの技術と知識は日本にとっても強みだろう。「世界を舞台に戦うときの対処法や気持ちはアドバイスできる自信がある」。最近は故障に悩まされツアーからは遠ざかってはいるものの、まだまだ丸山の存在感は薄れてはいない。