宮里藍、横峯さくらの夫がサポート
米ツアーに参戦している女子プロゴルファーの宮里藍(30)が、今季から横峯さくら(29)の夫のメンタルトレーナー・森川陽太郎氏(34)のサポートを受けていることを9日、公式ブログで明らかにした。
宮里は今シーズン、まだ不調を引きずっていて、9-10月にかけて行われたダンロップ杯、日本女子オープンを始め今季日本で参戦した4試合すべてに予選落ちしている。
しかし宮里は落ち込むどころか、ひたすら前向きだ。
「どんなに予選落ちしても、それが次の試合に繋がるようにすればそれでいい。良くなっている感覚を、確実に安定してキープ出来るようにどうすればいいか、それに意識を向けて、1試合も無駄にしない事が必ず新しい自分のスタイルを確立出来る事を私は知っています」
今の心境をそうつづってから、宮里は「今年のシーズンからOKラインの森川陽太郎さんにサポートして頂いています!」と打ち明けた。
森川氏は、横峯さくらと2014年4月に結婚した。そして横峯は今季から米ツアー挑戦を開始。森川氏も一緒にツアーを回りながら、横峯を支えている。「自分に自信が持てない時、ストレスに潰されそうな時は自分に対して『OK』をあげることが大切」というOKラインメンタルトレーニングが、森川氏の指導の核となっている。
宮里と横峯は親友同士で、折から「自分を客観的に見る必要がある」と考えていた宮里が「さくらと試合で一緒にプレーするタイミングも重なったりした事もあり、彼女のプレーがとてもシンプルで自分の良かった時とリンクした事で、OKラインを通して違った視点で自分を見つめる事が出来るのではないかと思えました」と、横峯のゴルフを支えている森川氏の存在に気付いた。
そしてメンタル面での指導を受けるようになり、宮里は今、「思い切って行動して良かったと心から思っています」と喜んでいる。「自分にとって必要な事はチャレンジする、行動する勇気だと思っています!」と、宮里は結果にこだわることなくひたすら前を見つめている。